自分らしく生きる

自分ではないものになろうと無理をしていると苦しくなり、自分に見合った生き方が出来れば、楽に生きられるのではないでしょうか。無い物ねだりをやめて自分に与えられている良きところに目を向け、自分を活かす生き方が出来れば、自ずと縁ある人が寄り添い、共に喜び多き日々を送ることが出来るのでしょう。そんな風に生きて行けたら良いですね。

庭のポンタ、さっきまでニャーニャー甘えた声でまとわりついていたのに、ヒヨドリが木から降りてきた途端、鋭い狩猟の目つきに変りました(ヒヨドリは察知して逃げました)。獣は人ではなくあくまで獣であり、獣は獣として生き、獣にしか分からない喜びがあるのでしょう。

傷用絆創膏の選び方2(やけど)

やけどの場合も、低温やけどで気付かないうちに皮膚全層や皮下組織までやけどしてしまったものは、見た目が一見汚くなくとも、密閉タイプの保湿絆創膏を貼り続けることで拗らせてしまう場合があります。

熱に焼かれて死んでしまった皮膚・皮下組織には血液が流れていませんので、酸素、栄養、白血球が行き渡らず、細菌が繁殖しやすい条件が整っており、その箇所を密閉してしまうと、細菌感染を引き起こしやすくなります。ですから低温やけどで大きさや見た目の割になかなか治らないもの、普通のやけどで水ぶくれが出来ていつまでも液が出続けて減らないもの、痛みが酷くなってくるものにも、密閉タイプの絆創膏は避けた方が良いでしょう。

傷ややけどが化膿した場合、低栄養状態で十分な栄養補給が必要な方を除いて、しっかり食べるよりも、朝食抜きにするなどして食事を出来るだけ軽く済ましておいた方が早く治ります。

傷用絆創膏の選び方

傷を湿った状態に保ち、かさぶたが出来ないようにして、早くきれいに治す傷用絆創膏が市販されるようになってから、この密閉タイプの絆創膏を貼り続けてかえって拗らせてしまう方を時折見かけます。

犬猫などの動物に咬まれた傷や外で受傷し土や砂がくい込んだ傷は化膿しやすく、この密閉タイプの絆創膏を貼ると、絆創膏の下で細菌が繁殖し、細菌感染を引き起こして傷を悪化させかねません。動物の咬み傷や汚れの酷い傷(水道水で洗っただけでは汚れが取りきれない傷など)を家庭で治療される場合は、通気性タイプの絆創膏が無難です。また傷を消毒液で消毒することは細菌感染の予防にならないだけでなく、傷の治りを妨げてかえって逆効果ですので、見た目の汚い傷であっても水道水で洗い流しながら汚れを拭き取る程度にしておきましょう。動物に咬まれた場合は、すぐに抑えて止血しようとせずに、傷口から出来るだけ血を出すようにしましょう。

傷から臭いのある液が出続けたり傷が赤く腫れて痛みが日毎に強くなる場合は、細菌に感染しています。市販の抗生物質入り軟膏で自宅治療を続ける方もおられますが、感染が傷の周囲や奥に及ぶと塗り薬だけでは間に合いませんし、最近は自宅治療された傷からMRCNSやMRSAなどの抗生物質が効きにくい薬剤耐性菌が検出される事も少なくありませんので、拗れた場合は無理をせず早めの受診をお勧めいたします。

他を理解する

自分の価値観のみで人を判断し、自分の考えを一方的に相手に押しつける・・・この悪しき癖から抜け出すことが出来たなら、どんなに和が広っていくことでしょう。十人十色で、皆違っていることが素晴らしい、皆同じ人間ならクローンと同じ、生き物もこの世に一種類しか存在しなくなる、そう頭では理解していても、身についた癖というものはなかなか外せないもの。自分と異なるというだけで相手を裁きがちですよね。自分の狭き心を省みて、昨日より今日、今日より明日と少しずつでも視野を広げ、自分と異なる他を理解出来る自分となれるよう日々努めながら、喜びの輪を広げていきたいものですね。

その鍵の一つは笑顔でしょうか。水仙も春の日差しを浴びてうつむき加減の控えめな笑顔ですね(^_^)