ドクダミ茶

ドクダミはその独特の臭いと旺盛な繁殖力のために歓迎されない雑草のひとつですが、お茶にして飲むと高いデトックス効果があります。

庭に自生しているドクダミ。採取時期は花が咲く5月中旬~梅雨入り前が適しており、茎を地面近くから刈り取ります。ドクダミは道端や空き地などそこらへんに自生していますが、お茶の原料として採取するには、なるべく空気の綺麗な場所に生えているものにした方がよいでしょう。

採取したドクダミを水で綺麗に洗い、根元を数本ずつひもで束ねて吊し、葉がかさかさになるまで数日間日陰干しします。乾燥させることによりドクダミ特有の臭いはなくなります。

日陰干ししたドクダミをハサミで小さく切り、ざるに広げてさらにカラカラになるまで天日干して、出来上がりです(^_^)

出来上がった茶葉は乾燥剤と一緒に茶筒や瓶などに入れて保存し、なるべく早くお茶にして飲み切ります。出来上がりが湿気の多い梅雨の時期でカビが生えやすく台無しになることがあるので、日にちが経った茶葉はプライパンで軽く煎って水分を完全に飛ばすとよいでしょう。

茶葉を中火で15分間煮出して、ドクダミ茶の出来上がりです。あの独特の臭いは全くなく、冷たく冷やして飲むと癖のないスッキリした飲みやすい味です。