何事も順番が(私見)

これまで世を支配してきたものが急速に力を失い、世の中が良き方向へと変わりつつあります。ですがすべてが同時進行で変わりゆくのではなく、何事も変わるには変わる順番があると思うのです。

変えてゆく人にはそれぞれの役割があり、その人でなければ出来ない役目を果たし、また別の役目の人へと入れ替わり、改善の流れが引き継がれてゆくのでしょう。

なので物事を狭い視野で見て、今改善に当たっている人の担当外の分野が放置されていることを嘆いたり、そのことで良き成果を出している事まで否定する必要はないのではと思います。物事は善か悪かの二極化思考では割り切れないことの方が多いものです。

料理にも手術にも手順があり、食材を調理する順番を間違えたり術野の組織を手当たり次第に切ったりしていては上手くいきません。

やはり何事も順番が大切です。

木々の紅葉も同時には進まず、桜が先に紅葉し始め、カエデは少し遅れます。

なぜそうなっているのかというと、そうなっているからとしか答えようがないものです。