自然塩 氣のエネルギー

塩分の摂り過ぎは高血圧の原因の一つであり、健康のためには減塩を心掛ける必要があるとされ、厚生労働省の1日あたりの塩分摂取量の目標値は男性8g、女性7gとなっています。実際、健康意識の高い方に普段から減塩を意識されている方が多く見受けられます。

ですが一口に減塩と言っても、制限すべきはイオン交換樹脂法によってつくられた塩化ナトリウム99%以上の「食塩」の摂取であって、マグネシウム、カルシウム、カリウムなどのミネラルを豊富に含んだ自然塩(自然海水塩、岩塩)であればこの目標値を目安にする必要はなく、体質にもよりますが、一般的には1日あたり20gくらいまでは摂っても問題ないと私は考えています。

生きものは皆、氣のエネルギーで生かされており、物質的な面だけでなく氣の面からもからだに取り入れる物の善し悪しを判断する必要があります。減塩生活による慢性的な塩分不足はエネルギー不足に陥りがちですし、今年のような異常な猛暑では熱中症発症のリスクも高まります。自然塩は極めて高い氣のエネルギーを持っており、毎日を元気に過ごすにはむしろ積極的に摂るべき食品と私は思います。

塩分は塩そのものだけでなく醤油や味噌などの調味料から摂ることも多いので、これらの調味料も出来れば天日塩など自然塩で作られたものを選ぶようにしましょう。天日塩は天日に干すことにより塩に太陽の氣のエネルギー(文字通り大きな陽のエネルギー)が加わりますので、さらに高い氣のエネルギーを持つ素晴らしい食品と言えます。

 

口内炎 胃の荒れ

舌や唇に口内炎が出来ると、お茶や汁物など熱いものが滲みて痛いですね。また食事中に舌や唇、口の中などを咬んでしまうことがあり、たいてい一回では済まずまた同じところを咬んでしまいます。咬んで出来た傷はやがて潰瘍になり口内炎と同じ状態になります。何度も同じ所を咬んでしまうので自然に出来た口内炎よりもひどいことが多いです。

どちらの場合も口そのものが悪いのではなく、食べ過ぎによる胃の荒れが根本的な原因です。口内炎や口の咬み傷は、食べ物の入り口である口に傷が出来ることで、痛みによりものを食べづらくして過食や刺激物の摂取を控えさせ、荒れている胃を守ろうとするからだの反応と言えます。ですから口内炎や口の中の傷を治すには、まずは食を控えて胃を休めることです。そうすることで胃の荒れが自然に治っていき、口内炎も消えていきます。

からだは何でも「過ぎる」と苦しむように作られていますので、苦しみが現われたときは、まず「過ぎる」行為を見直してみましょう。

これ、生姜の葉です。芽を出した生姜を庭の水捌けの良いところに埋めてみたら、芽が伸びて葉が出てきました。順調に育てば11月頃に生姜が収穫出来るかも(^_^) 感染性胃腸炎などの吐き気には生姜の絞り汁が割と効きます。

 

時の流れ 自然の流れ

あらゆることは変化のなかにあります。昔の時代と今の時代は違いますし、10年前の自分と今の自分では、外見も思考も人間関係も異なっています。

時は流れています。流れに沿って生きると楽に生きることが出来、過去に執着し流れに逆らって生きようとすると、苦しくなっていきます。

自然の流れも必要あってのこと。加齢によるからだの変化は誰しも戸惑い受け入れたくないものですが、年齢に見合ったからだの状態、いつか必ず迎える死に備えてのからだの変化というものがあります。

人から特別視されたいという思いや、行き過ぎたアンチエイジング志向は、自然の流れに逆らう生き方となり、執着が新たな苦しみを生み出すように思います。

人はひとりひとり違っていて、もとより特別な存在なのですから、それ以上特別にはなれません。目指すべきは、流れに沿った生き方のなかで今の自分を認め大切にすることではないでしょうか。

2018年4月

2018年7月

2014年12月(生後3ヶ月)

2018年5月(3歳9ヶ月)