この冬のインフルエンザの特徴?

インフルエンザに罹り、新年早々臨時休診で患者の皆様にはご不便をお掛けし、申し訳ありません。すでに解熱、体調も回復しており11日(土)には診療を再開する予定です。

インフルエンザといえば1~3日の潜伏期を経て、突然の悪寒と高熱、頭痛、関節痛等で発症するイメージですが、今回の自分のケースも年末年始にかけて診た患者さんも、最初ごく軽い風邪のような感じで発症し、2,3日してから熱が上がってきてインフルエンザらしい症状になるという経過を辿っています。

罹った人間が言っても全く説得力がありませんが、感染予防には基本の手洗い・うがい(塩うがい)に加えて、免疫力を下げないこと、すなわち体を冷やさない、熱いお湯にしっかり浸かる、しっかり睡眠をとる、無理をしない、普段から太陽光によく当たるなど、またその他の予防対策として熱い紅茶や緑茶(煎茶)を日に3~5杯飲む、昔ながらのしょっぱい梅干しを日に1~2個食べる、そして今流行っているインフルエンザは極めて感染力の強い株のようですので、極力人混みや閉鎖空間は避けることでしょうか。

また異様な眠気が風邪の初発症状のことが結構あります。これはウイルスなどの病原体が体内に侵入すると直ちに免疫系が活性化され、分泌されるサイトカインの働きにより眠気が生じるものと考えられています。寒気、鼻水、喉イガイガなど不快な症状はなく眠気だけなので風邪の引き始めとは考えにくいですが、特に冬の寒い時期に何も思い当たることがないのに異様な眠気に襲われた時は、風邪の引き始めと思って上記の対策を取るとそのまま治ってしまうことが多いです。

年末年始に寒い庭でポンちゃんに膝上抱っこを日に2~3回、1回20~30分せがまれ、毎回断り切れずに応じてしまった親ばか振りを大いに反省しています。

毎回完全防寒装備で臨み、「ちょっと寒いからポンちゃんおうちに戻ってくれる?」と言うと、ちゃんと理解して直ぐ降りてくれますが。

しばらく膝に乗り気が済むと、再び冬用防寒ハウス(2025年冬仕様)に戻るポンちゃん

寒い冬でも信じられないくらい元気なポンちゃん

終始マイペースで、セルフメインテニャンスを欠かさないのが元気の秘訣かもです

たまには立場代わって欲しいです

無害なる選択

病や苦痛は身体を大切にして来なかった結果です。身体に有害なるものを与え続けたり身体に過ぎることを繰り返せば、健康が損なわれるのは当たり前のことです。

なかには相当無茶な生活をしていても平気な人がいますが、ひとりひとり身体の造りや器が違い、閾値が違うだけのことで、誰一人例外はありません。

病や苦痛が現れたら何かを変えなさいというサインと捉え、身体にとって好ましくない癖(習慣)を見直しましょう。それには何が有害なるものかを知り、無害なるものを選択出来るようになることです。

国や企業、権威ある組織が国民を欺いていること、多くの国民が長年騙されてきたことがようやく明らかになりつつあります。

まずは「国の基準を満たしているから、普通に売られているから、皆が食べている(使っている)から安全だろう」という思い込みを手放すことからです。

身体に過ぎることをやり続ける癖も体に無理を強いる有害なる選択です。身体と向き合い身体の声に耳を傾け、身体を苦しめてきたことを詫び、身体をもっと大切に扱おうと考えを改めましょう。

世が大きく変わりつつあります。冬に葉が落ち春に新しい葉が出るように、これまでの古い衣を脱ぎ捨て、新しい衣に着替えましょう。

内部の冷えに伴う咳

頑固な咳の一つに、冷たい空気を吸うと咳が出て、特に夜中に咳が酷く寝られないというのがあります。内部の冷えによるもので水鼻を伴うことが多いです。この咳は西洋薬の咳止めが効きにくく、体を温めて内部の冷えを取る甘草乾姜湯が効きますが、甘草乾姜湯は保険で処方出来るエキス製剤がなく、エキス製剤で対応する場合は甘草乾姜湯を含んでいる人参湯や苓甘姜味辛夏仁湯を使います。どちらのお薬も麻黄が含まれていないので、麻黄で不眠になる人も使いやすいです。

お薬に乾姜パウダーを耳かき1杯ほど加えると、体を温める効果が一層高まります。

無農薬の生姜で乾姜を自作中(2024.12.01)

冷えに乾姜(かんきょう)

朝陽

普通に過ごしているだけで衣食住、生活環境、思考などあらゆるところから有害なるものが侵入してきます。

健康でいるためには、心身に有害なるものを極力入れないようにしなければなりません。

ですが有害なるものを完全に避けることはなかなか難しいので、意識的に心身の浄化を行う必要があります。

笑うこと、喜びを感じることは強力な浄化になります。

また自然界の氣にも大きな浄化の力があります。

笑い、喜び、陽光、いずれも病の氣に効く薬となります。

心身の健康を第一に考え、日々を過ごしましょう。

陰の氣を祓う

世のあり様は人々の意識の顕れなので、人々の意識を操作すれば世の中を思い通りに支配することが出来、実際これまでの世はそのようになってきています。

ですが目の前に顕れている余りに不条理な現実に対して人々が目覚め、支配の圧力に反発する気運が高まれば、そこから世は一気に変わってゆくことでしょう。

この反発の勢いを削ぐのがネガティブな情報がもたらす不安と恐怖です。なので主要メディアにもネット上にも不安と恐怖を煽る陰の氣が溢れています。

上からの指示に従うことしか出来ない者、無意識に思考操作され使われている者がまだ幅を利かせている現状があります。

足元を固め、陰の氣を祓い、虚偽の発信に振り回されないようにしましょう。

自然から陽の氣を頂きましょう。

熱中症のリスク

梅雨明け前の猛暑で異常な蒸し暑さが続いています。蒸し暑い日は特に熱中症になりやすく一層の注意が必要です。

高温下で汗が出るのは体温調節の働きによるもので、汗が皮膚の表面で蒸発するときに熱が奪われる(気化熱)ことにより体温の上昇を防いでいます。ですが湿度が高いと汗が蒸発しにくく体内に熱が籠り、熱中症になりやすくなります。

コロナ感染者の増加でまたマスクを着用している人が増えていますが、高温多湿下でのマスクは呼気からの放熱が妨げられて首から上に熱が籠り、熱中症になりやすく危険です。暑さにやられて気分が悪くなった時はすぐにマスクを外すことです。

そもそもマスクもワクチンもコロナの感染を防げないし、ワクチンに至っては打てば打つほど免疫力が低下して罹りやすくなり、有害無益でしかありません。

外ネコのポンちゃんはこの猛暑のなか、日中は庭から出て医院と自宅の間の日の当たらない風通しの良い場所に避難しています。

瘦せてゆく人

定期通院の患者さんで見る度に痩せてゆく人がいます。二ヶ月で10kg減など急激に痩せる人もいます。いずれも食欲は変わりなく他の自覚症状も特にありません。

検査をしても糖尿病や甲状腺異常など急激な痩せをきたす疾患はありません。心理・社会的ストレスを受けている訳でもなく、うつ病でもありません。

無症状のまま急速に進行する癌などは精密検査でないと分かりませんが、少なくとも一般的な検査では癌を疑う異常所見はありません。

痩せてゆく人に共通するのが過去に酸化ストレスによる疼痛(その多くが下肢外側痛)を発症している点です(痛みは加療により軽快)。そして最近特にこのストレス性疼痛を訴える人が増えています。その方々に共通するのが複数回のワクチン接種歴です。

痩せてないネコのお尻

痩せてないネコの顔 

人喰いバクテリア

人喰いバクテリア(劇症型溶血性レンサ球菌感染症)の国内での感染者が過去最多となっています

免疫力が低下した人の増加が原因と思われます

免疫力低下の原因は多くの人が受けた「あれ」と思われます

受けていない人も間接的に影響を受けていますが

免疫力が保たれていれば何も恐れることはありません

なので免疫力の低下を起こさないよう

心身の健康を第一に考えて過ごしましょう

免疫力低下の可能性がある人は

改善の為にどうすればよいかを自ら学び

出来る範囲で日々実行してみましょう

自分で出来ることはいろいろありますので

とにかくやってみましょう

メディアの扇動報道により心が不安と恐怖に支配されると

免疫力が一層低下しますので

今後ネガティブな情報源からは離れましょう

シェディングと漢方2

(難治性湿疹の症例) 
非接種の48歳の男性。職場で複数回接種者との接触等により何度かシェディングによる体調不良に陥っており、一度は強い全身倦怠感から長期休養を余儀なくされました。

その後職場を変えるも、本年4月20日頃全身に熱感と強い痒みを伴う湿疹が出現し、手持ちのフルボ酸スプレーも効果なく4月26日当院を受診。職場環境及び既往歴より接種者からのシェディングが強く疑われました。

初診時所見(2024年4月26日)

イベルメクチン内服とグルタチオン注射により発赤は薄らいだものの頑固な痒みは変わらず、特に夜間に痒みが強く眠れないとのことでした。

2024年5月8日の所見 発赤軽減も痒みは変わらず

自宅ではエプソムソルト(硫酸マグネシウム)入浴やサプリ摂取などもされていました。湿疹部の熱感は皮膚表面よりやや深部に感じるといい、冷温浴でしっかり冷水に浸かると痒みがややましになるものの効果は一時的でした。治療を続けるも痒みが治まらないまま2週間後再び発赤が増強し、5月15日の血液検査では好酸球増多(1040/μL)を認めました。夜間の痒みによる長期の不眠と消耗から氣虚の状態に陥っており、5月20日より梔子柏皮湯(*)と補中益気湯を処方したところ一週間で湿疹は治癒しました。

2024年6月18日現在、湿疹の再発なし

(*)梔子柏皮湯(シシハクヒトウ)は山梔子、黄柏、甘草からなるお薬で、山梔子(サンシシ)とは梔子(クチナシ)の実です。クチナシは今ちょうど開花時期を迎えています。